【真要約】超・臆病者のための株の教科書
はじめに
徹底的にリスクを回避した「負けない」投資法、教えます!
- 投資は大儲けを狙うスタイルだけではない
- 「大儲けよりも大損の回避」をスローガンに大損をするリスクを徹底的に回避しながら、小さい利益をコツコツと積み上げるのが草食系投資
- 長期積立戦略
- 短期コツコツ投資
- 成長株コツコツ投資
- 守りの投資
第1章_損したくない!でも投資で”そこそこ”儲けてみたい!!草食系投資入門
やっぱり株はお金を失う危ないもの?
かつては大勝も大負けもしていた。
それはまるで年中ジェットコースターにのっている気分で嫌気がさした。
なので、絶対に損はしないというのは言い切れないけど、損をする可能性をできるだけ低く使用というのが、私の投資のコンセプト
損をしたくない人の為の草食系投資!
今すぐ投資をする等の焦る必要はない。今後いくらでもチャンスはある
そんなチャンスを待って心身を浪費するより、リスクを冒さないやり方、それが草食系投資
「草食系投資家」の投資の流儀
草食系投資のスローガンは下記の3つ
アンチ肉食系
大きなリスクをとって、大きなリターンを狙うような肉食系の投資をしない
負けない投資
できるだけミスを少なくすることを目指し、大損の回避を優先する
隣の芝は見ない
儲けそこなったときに悔しがらない。「他人は他人。自分は自分」
草食系投資は4つの戦略からできている
長期積立戦略
一定額を毎月積み立てることを長期繰り返す戦略。草食系投資の土台となる。
短期コツコツ投資
稼ぎ時だけやる投資。とりやすいところだけやる。
成長株コツコツ投資
将来成長していく株にコツコツ投資をしていく
守りの投資
景気後退期や相場チェック時に資産を守る投資
儲けられるチャンスにだけ取引!
短期コツコツ投資は利益を上げる可能性の高いタイミングが来た時だけ取引する。(チャンスが来ないときは休憩)
短期コツコツ投資は主に株式チャートをつかい、対して成長株コツコツ投資は企業のファンダメンタルズをチェックして投資対象を選ぶ
相場が下落してもこれで安心!「守りの投資」
守りの投資は、暴落時などに普段からある程度備えておくことが必要。
株式以外の金融商品に投資をしておく。これを分散投資という。
例えば金(ゴールド)のように、株価と連動しないものに分散投資することで、株の損失を穴埋めしてくれる可能性がある。
リスクを小さくしたいなら、時間を分散せよ
投資するタイミングをずらす。これも時間分散と呼ばれて代表的な手法はドルコスト平均法。
一定期間ごとに一定金額を投資する方法。株価が上昇しても下降しても一定の金額を投資し続けることで、購入価格を平均化することができる
もっと安く買える可能性を捨てる代わりに、高い買い物をしてしまう危険性を回避できる手法
とにかく分散、投資手法も分散!
以前は有効だったが、ここ最近のリーマンショックなどの暴落時に分散投資のリスク低減高価にも限界があるのではと意見が出ている。
そのため、投資手法自体の分散が必要
上記4つの手法を組み合わせることで、新しい分散効果を狙っている
最初は資産の増え方はゆるやかだけど、継続してゆくと加速してゆく
草食系投資は時間を重ねれば重ねるほど、将来的に大きな成果が生まれやすくなる
リスクは危険という意味ではありません!
資産運用において、リスクは「リターンの振れ幅」
要は投資で得られる収益の振れ幅のこと
ハイリスクといえば、おおきな収益が得られる可能性はあるが、おおきな損失が発生する可能性もあるということ
金融商品のリターンの振れ幅は、基本的にリスクの大きさに比例する
要はローリスクでハイリターンのような都合の良い商品は存在しない
リスクを減らす工夫をする
リスクの大きさについての明確な基準はない
個別株投資自体は、ハイリスクハイリターンだけど、草食系投資はリスクを減らす工夫をしている
例えば、儲けられる可能性が高い時だけ投資するとか、少額で投資するとか。
第2章_まずは土台作りからはじめよう!長期積立戦略
月一で、1000円から始められる積立投資
証券会社によって違いはあるものの、株でも1000」円からでもできるところもあり、株式投資のハードルは下がった
積立投資の3つのメリット
- 少額から始められる
- 自動で投資できる。(タイミングに悩まない)
- 投資リスクの軽減(複数回にわたって時間分散ができる)
積立投資の成功の秘訣
積立投資を成功させる秘訣は、できるだけ長く継続すること。
積立投資は一定金額を継続して投資するので、株価が下がると買い付ける数量が増加する。
これがドルコスト平均法の真骨頂!
「長時間続けられるメンタル」が何よりも重要
長時間積立ができる人間は少ない。特に下がり相場の時に、いつ上がるかわからないのに投資し続けるのは地獄の苦しみ
殆どの人が、途中で退散してゆく。
長期積立投資の最強奥義は「忘れる」!
投資の世界では、昔から投資した事を忘れる「気絶投資法」というものがある
相場の動きに一喜一憂せずに、投資していること自体を忘れることができれば、一人前。
景気は循環する。10年周期で好景気と不景気が入れ替わるので、10年は最低続けるべき。
長期積立投資で選ぶ商品は?
日経平均もダメではないが、米国や海外の株価指数に連動する投資信託やETFがおすすめ
なぜなら、成長率を考えれば、米国を含めた海外の株式のほうが、高い成長を期待できるから。
投資信託の金融商品としての特徴は、個人投資家でも手軽に分散投資できること。
投資信託とETFは同じものと考えてOK
ETFとは上場投資信託。
金融商品としての中身は、投資信託と同じと思ってOK
大きな違いは上場しているかどうか。
ずばり、おススメの金融商品はこれ!
米国の株価指数である、「S&P500」に連動する投資信託
過去何度も暴落しているが、そのたびに復活している。
米国の経済や企業の成長力は世界的にも抜きんでている。
S&P500はアメリカの各業種を代表する企業が選ばれており、順次銘柄の入れ替えが行われている。
よって倒産しそうな企業はそもそもすぐに外れるので、結果的にいいとこどりの指標。
絶対に、積み立てる金額で無理しない
途中でやめることが一番のリスク。それを回避するために無理のない金額で始めることが大事。
途中で苦しくなったらストップはやめた方がいい。それが癖になってしまうから。
第3章_失敗しない!株チャートの読み方 短期コツコツ投資
じつは低リスクな短期コツコツ投資
短期コツコツ投資は株式に投資する
草食系投資はスイングトレード
スイングトレードは、2から3日とか1週間程度といった期間で1回の取引を完結させる投資手法
短期間で小さな値動きのトレンドを予想する
取引している間も1日にせいぜい2回ぐらいチェックすればOK
チェックするのはチャートだけ。
相場に振り回されないチャートの読み方をマスターせよ!
勝率アップのコツ
- トレード計画が立てられるようになった
- エントリーポイントがわかるようになった
- 大局的な相場がわかるようになった
- 「売り」ができるようになった
つまり、相場が自分の思い通りになるのを待てるようになった。
チャート分析に欠かせない「ローソク足」の基本
短期コツコツ投資を実践するには、最低限のチャートの知識が必要
まずは、ローソク足
- 始値→株式市場がスタートしたときの価格
- 終値→株式市場が終わった時の価格
- 高値→取引期間中に着いたもっとも高い価格
- 安値→取引期間中に着いたもっとも安い価格
これら4つの情報がローソク足に入っている
ローソク足には、白と黒がある。始値よりも終値が高いと白い陽線になる
逆に始値のほうが高ければ、黒い陰線になる。
上下の線をひげと呼ぶ
上のひげを上ひげと言い、その日の高値、下の線を下ひげといい、その日の安値。
いかにも上がりそうな「よいローソク足」とは?
下ひげがあって、上ひげがない陽線がこれからも上昇してゆきそうという意味で「よいローソク足」
期間別ローソク足の種類
いままで説明してきたローソク足は「日足」と呼ばれる。これは一日単位の株価情報
日足のほかに、週足、月足もある。
殆どの場合、月曜日の始値が週足の始値。金曜日の最後の価格が週足の終値。
もっと短い、1時間足、1分足もある。
ただし、短期コツコツ投資では、日足しか使わない。ただし株価の長期的な動向を見る場合は、週足も大いに参考になる。
過去の終値で平均値を結んだ「移動平均線」
ある期間の終値の平均値の変化をグラフで表示したもの
移動平均線はローソク足とセットで使う。
例えば5日移動平均線は、当日を含む過去5日間の終値の平均値を毎日計算してそれをグラフにしたもの
5日と75日の移動平均線は、大分異なる。特に75日移動平均線は、ローソク足とかけ離れている
移動平均線で相場のトレンドを読もう
移動平均線は、現状の株価が上昇傾向なのか下落傾向なのかのトレンドを表している
- 上昇トレンドは、移動平均線の傾きは上向きで、上から順に、ローソク足、短期、中期、長期の移動平均線が並んでいる状態。
- 下降トレンドは、移動平均線の傾きは下向きで、上から順に、長期、中期、短期、ローソク足の順番
異動平均線の角度も重要
移動平均線の大きな特徴は、ローソク足との位置関係によってトレンドのより細かい分析ができたり、投資のタイミングがわかったりすること
例えば、ローソク足が20日や25日などの、中期の移動平均線より上にある時、上昇のトレンドがより強い状態にある。
ローソク足が下降して、移動平均線にぶつかった後、反転して上昇したときが買いのチャンス!
教えます!しっかり儲かる「鉄板パターン@」
中期の移動平均線と長期の移動平均線がいずれも、上昇していて、この状態で株価が下降した時がねらい目。
中期と長期の移動平均線が上昇している場合、株価が下降しても上昇トレンド自体は崩れていないことが予想される。
下降は一時的ととらえて、反転するきっかけ待ちとなる。
そのサインが、まず株価が中期線を割ること無く反発すること。
さらに終値が、短期の移動平均線を超えること
次に売りについては簡単で、買いエントリー後、5から7日で売ればいいだけ。
深追いは禁物。売った後さらに上昇しても気にしないこと。
また、売りタイミングで、もう一つ。ローソク足の終値が短期の移動平均線を割ったら売る。
この損切ができるかが重要。
買いエントリーする場合はこうなったら撤退するという撤退条件をきめておくことが重要
教えます!しっかり儲かる「鉄板パターンA」
中期と長期の移動平均線が上昇しており、上から順番に短期、中期、長期と並んでいて、ローソク足が短期移動平均線を超えたら買いエントリー
買いエントリー後終値が中期移動平均線を下回ったら、売り
こちらは日数ではなく、明確な上記ルールで売買する。
負けない銘柄探しは地道な作業
出来高が多い銘柄をチェックする。出来高が少ない銘柄は、一部の投資家の売買で株価が激しく動いて不規則になる可能性がある。
日経平均株価やJPX日経インデックスに採用されている銘柄が良い。
最初はチャートになることが何より大事。
SBI証券や楽天証券では、チャートの形状で銘柄を検索できる機能がある。それを使ってい見るのもいいかも。
第4章_失敗しない株の選び方 成長株コツコツ投資
株式投資の2つの分析手法
株式投資の手法は大別して、テクニカル分析とファンダメンタルズ分析の二つがある。
テクニカル分析は、株価の動きに注目して様々な角度から分析して、エントリーのタイミングを計る為に行う。
ファンダメンタルズ分析は、個別企業の財務状況を分析して、その企業に投資するかを決める戦略
将来的に値上がりが期待できる成長株を見つけるだけであれば、いくつかの指標に着目するだけ。
これだけは押さえよう!ファンダメンタルズ分析@企業の収益を表す「EPS」
EPSとは一株当たりの純利益(企業が決算で発表する「純利益」を発行済み株式数で割ったもの
EPSは高ければ高いほどよい。
EPSの数値が高ければ高いほど、その企業の株主に割り当てられる収益が大きい。
これだけは押さえよう!ファンダメンタルズ分析A企業の収益を表す「PER」
PER(株価収益率)とは、現在の株価が1株当たり純利益(EPS)の何倍まで買われているかを表す
PER=現在の株価÷EPS(1株当たりの純利益)
PERは低ければ投資対象として魅力的となる。
一般的に株式投資の対象として魅力的なのは、EPSが高く、PERが低い株ということになる。
ただ一概に、PERの高い株がダメというわけではない。
利益の成長率が高い会社ほど、PERは高くなる傾向にあるから。
適正なPERのウソ
日経平均株価のPERは13から15倍で推移しているが、個別の株価にあてはめても意味がない。
PERが何倍だから、割安、割高とはっきりした基準はない
PERは事業の内容が似ている会社同士を比較するのに有効
株価益利回りの計算方法
株価益利回り=PERの逆数=1年間で期待できる収益率
PERが15倍の時、逆数は15分の1
1÷15=0.0666666・・・
株価益利回り=約0.67%
過去の推移からPERの適正水準を探る
個別銘柄のファンダメンタルズ分析として、PERの過去の推移をみる方法がある。
過去3年とか5年のPERの推移と平均値を見ると、現在のPERの割安感を判断することが可能
好業績が発表されると、EPSが増加してPERは低下して、株価の割安感につながる。
会社側の業績予想をチェック
会社の業績予想については、「決算短信」を見るのがおすすめ。
決算短信は個人投資家の必読のアイテム
決算短信の予想EPSをベースにして投資家はこの企業の株を買うかどうかを判断する。
予想値と実績値の差が株価を動かす大きな要因。
好決算なのに株価が下落するのはなぜ?
良い決算を発表したにもかかわらず、株価が下落するケースがある。
→事前に良い決算になることを投資家が知っていて、その期待値を超えなかったとき、期待外れと判断されてしまう。
- ポジティブサプライズ:投資家の期待値を上回った時株価は上がる
- ネガティブサプライズ:投資家の期待値を下回った時株価は下がる
あらかじめ投資家が織り込んでいる業績を「コンセンサス」と呼ぶ
上場企業の決算は4回
年1回本決算があり、その6か月後に中間決算がある。さらに、それぞれの間に4半期決算がある。
少なくとも年4回は株価が大きく動くタイミングがある。
理論株価はこうやって計算しよう
PERを使うと、理論株価を計算することができる。
- PER=株価÷EPS
- 株価=PER×EPS
現在:PER10倍、EPSが100円で株価が1000円。
↓来期予想でEPSが200円になると予測
PER10倍×EPS200円=株価2000円になると判断。
これが現在の株価が2000円を下回っていたら、買い判断となる。
成長株はどうやって見つければいい?
オニールをベースにしたロック流成長株発掘法
- 過去3年間、年間の売上高とEPSが前年比25%増加している
- 売り上げ高に対する営業利益の割合である営業利益率が10%以上
- 自己資本比率50%以上
- 事業で得た収益のうち、自由に使える「フリーキャッシュフロー」が黒字
- 社長が創業者
- 一定以上の出来高がある
単に成長株といっても投資家にとって様々な基準がある。
注意点として、雑誌などにのっている推奨銘柄。これはすでに雑誌に掲載されている時点で株価が割高になっている可能性が高い。
自分で条件を絞ったうえで、自分の判断で投資しないと、きっと後悔する。
第5章_これで安心!株が下落したときの対応 草食系守りの投資
こうすれば暴落なんてまったく怖くない!
暴落時の心得
- どんな暴落であっても、どこかで下げ止まり反発局面に移行する
- 買うのは暴落後に相場が底を固めてから
- 隣の芝生は見ない
草食系でもっとも大事なのは、無の境地
暴落には手を出さない!SNSに惑わされるな
空売りやつなぎ売買も暴落時に有効だが、ベテラン向けなので、この草食系投資手法では実施しない
そもそも、暴落は基本的に手を出さないスタンス
コロナショック時には、だましの陽線が出現して、今が底とSNS上話題になったが、結局そこからさらに暴落した。
株が下がると「金」が上がる
守りの投資とは、株と価格変動が逆相関の資産にも投資しておくこと
↓
株価が上がっているときは下がり、株価が下がっているときに上がる傾向をもつ金融商品
代表的なのは金(ゴールド)
配当などはないが、実物資産としての価値がある。
金利が高い時は、ゴールドの価値は相対的に下がる。ゴールドに投資するより銀行に預けた方が得するため。
投資商品としての金の魅力
大昔から金(ゴールド)は世界共通の資産
地球上の金の埋蔵量は残り7万トン(50メートルプール1個半)と言われている
よって、相対的に金の価値が消失することはありえない。
戦争やテロ、国の債務問題時には、有事の金として株は下がるが、買われることが多い
貨幣の価値はインフレで目減りしていくが、ゴールドの価値は一定のため、特にインフレに強い。
ポートフォリオで守りの投資
株とは逆の動きをすると株が下がっていると、ゴールドは上がる。
ただし、株が調子いい時には、ゴールドが下がってちょっともったいないと思う。
時間分散だけでなく、資産分散が必要。卵を一つの篭にいれとくと、落とすと全部割れるようなことにならないように。
この資産分散を、ポートフォリオという。
ポートフォリオ運用には限界がある?
今まで、ゴールドと株が逆相関で動くと話をしていたが、そうならないことも起きてきている。
特にリーマンショック時には、株とゴールドが一緒にさがっていた。
ただ最近は、ゴールドも株もインフレに対して上がっている状況。
インフレ対策として現金の他にゴールドを持つことは、資産分散として有効である
第6章_これだけ!株チャートのポイント
転換のポイントがわかる「トレンドライン」
トレンドラインとは、チャートの下値と下値。または上値と上値を直線で結んだ線
トレンドラインが右肩上がりなら上昇トレンド。右肩下がりなら下降トレンド。
上昇トレードのチャートが下がってトレードラインにぶつかったとき、短期、中期、長期の移動平均線が全て上昇していれば、買いサイン
「抵抗線」は株価の天井を表す
抵抗線はチャート上の高値と高値。支持線は安値と安値を結んだ線
株価は一度高値を付けて下がると次に上昇したときに同じ水準で再び跳ね返される子tがよくある
何度も株価を打ち返してきた抵抗線を、株価が抜ければ、今度はその抵抗線が支持線となり株価を支えてくれる役目もある。
株価の底になる「支持線」
支持線は抵抗線とは真逆の状態
過去につけた安値になると、そこで反発する状況
支持線をチャートが突き抜けると今度は、その支持線が抵抗線となり、今度は株価の上昇を阻む
チャートの形にはパターンがある
パターン分析とはチャートの形状には一定のパターンがあってそのパターンを見抜いて株価のトレンドを掴むこと。
- ダブルトップ・・・二つの高値の位置が抵抗線を真横にひけるぐらいにほぼ同じ水準であること。間に挟んだ安値(ネックライン)より下落すれば、M字となり下落トレンドになる
- ダブルボトム・・・逆に二つの下値の位置が支持線を真横になり、はさまれた高値のネックラインを上回ったら、W字となり上昇トレンドの合図となる
もっと強力な反転パターンがある!
- トリプルトップ・・・抵抗線3つとネックライン2つが同じ水準で、そのあとに下降に突き抜けた場合、いよいよ本格的に下降トレンドへの転換
- トリプルボトム・・・支持線3つとネックライン2つが同じ水準で、そのあとに上昇で突き抜けた場合、同様に上昇トレンドの合図。
上記の他にヘッドアンドショルダーズトップ、ヘッドアンドショルダーズボトムというのがあり、これは最強のトレンド転換点と言われる。
売りと買いが拮抗する「三角持ち合い」
持合いとは・・・株価の動きにトレンドがなく、横ばい状態の時にどちらのトレンドに向かうかを読む方法
三角持ち合い・・・チャート上の下値が上がってきて、上値が下がってきている場合に3角形を作る。そのトレンドラインからはみ出た方向へトレンドが転換する
成長株コツコツ投資に使える「グランビルの法則」
グランビルの法則・・・株価は上昇と下降のサイクルを繰り返す事を前提に短期と長期の2本の移動平均線を使ってエントリーポイントを確認する
長期の移動平均線が上昇傾向の時に、短期の移動平均線が一時的に近づいてきてタッチして上向いたとき、買いポジションをとる
チャートは全てを反映するは本当か?
チャートには全てが反映されているということは、ファンダメンタルや投資家の心理もわかるということ。
ただしチャートは人が動かしているため、マニュアル通り進まないことも多々あるが、客観的に見て売りや買いのタイミングを教えてくれる。
今回は投資の初歩の初歩なので、これだけではうまくいかないことも多いので、投資を始めるうえで最低限の知識と位置づけてください。
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