【真要約】株の鬼100則

【真要約】株の鬼100則

【真要約】株の鬼100則

第1章 新時代の相場の動き15則

何に投資すれば良いかという質問を絶えず受けるが私の答えはいつも同じである。
誰の言うことも信じてはいけない。
あなた自身がよく知っているものにだけに投資するのが、成功への道だと。
ジムロジャース

 

バークシャーが買いを入れるのは他の投資家が湯水のごとく一斉に売りに傾く時です。
ウォーレンバフェット

 

業績と株価は連動しないと心得る

最初に知ってほしいのは株価が大きく上がり変動する要因は業績ではなく、材料の大きさだということである。
良い業績だから上がるというのは幻想だ。

 

業績も材料のうちに入らないわけではないが、株式市場が欲しがる夢にはほど遠い。
株価が大きく変動するには、びっくりするほどの材料が出た時。

  • ものすごい新薬を開発して成功しそう。
  • 試験も成功して実用段階に入るようだな。

このような材料が出てくると市場は驚いて反応し買いがどんどん集まる。

 

業績が良くても株価は暴落する

好業績に株価が連動して上がらないだけではない。
業績が極めて良かったと発表された途端に株価が急落することさえある。

 

業績が前の日よりも良かった、だから上がるはずだ。そういう常識で株の売買をしても現実には予想を裏切られてしまう。
結果的に業績好調の銘柄の決算発表前に業績が良いらしいと予測していた人は、予測通りの好決算なのに株価下落の落ち目に遭い、損切りを余儀なくされる。

 

この裏話は後で書くが株というのは、材料の先食いがある。
これを知らないと株をやればやるほど損の山になるのだ

 

赤字でも株価は上がる

株価は過去を買うのではなく、来来を睨んで先食いする特徴がある。

 

足元の業績がいかに悪くても、その業績による赤字を覆うばかりの何かの材料が明らかにされていると、株価の先食いの動きが強まり、それに投資家やファンドが相乗りする。

 

悪材料が株価を上げる

悪材料で株価が上がるなんてさすがにレアなケースだろう。

 

これも赤字で株価が上がるというのとある意味では似ている。
実は株式市場では「何だかはっきりしない。不安であると」いうのが一番嫌われる。

 

はっきりしていなくても夢があれば買われるのが株。
悪くなりそうだ、良くなるかもしれないけどはっきりしない。これが一番良くないのである。

 

どのようなニュースでもプラスかマイナスかは市場が決める。
個人投資家はそこを見極め柔軟に対応しなければならないのだ

 

不祥事はむしろチャンス

不祥事がチャンスなんてふざけるな!と思われるかもしれない。
しかし株式投資で稼ぐには「モラル」なんて言っていられないのだ。

 

あらゆる事象をチャンスと捉えてお金を投入する冷徹さがないと儲けられない。

 

不祥事で多いのは食品業界の理想だろ。
投資した企業が不祥事で倒産すれば株式投資は失敗に終わる。
だが関連企業やしっかりした親会社がありその企業のブランド力があるならば、長期的に見れば再生は可能。
この可能性にかける勇気が後々株価復活につながり大きな収益になるのである

 

「不美人」に票が集まる

株式投資では昔からよく株は美人投票だと言われる。
外見が良さそうで皆が好みそうな銘柄に資金が集まるということだろう。

 

でも時代は移り変わるよく見える銘柄が投資対象としては「好ましい=株価が上がる」わけではもはやなくなったのだ。
美しいかどうかわからないが「目立たない=知られていない」会社でもものすごい仕事をしている可能性がある。

 

いぶし銀のマイ銘柄を探し出して投資をし儲けるのが中小企業銘柄の醍醐味だ

 

業績安定が株価の下げ要因となる

中小企業の株式投資の強みは変化率だ。
将来業績が2倍、10倍になるかどうかというような期待値がありそのような仕事をしているかどうかなのだ。

 

安定しているだけではお金はその会社には集まってこない

 

不確実さが夢を呼ぶ

株というのは企業活動に対してお金を出して参加しその果実に得るものだから、お金を出して事業という不確定なことに加わるようなものだ。

 

例えば トヨタ自動車という世界有数の自動車メーカーでもこれから10倍に業績が伸びることはまず不可能だ。
だから目先のきこれから必要な事業に目を向ける。
例えば医療、人工知能、宇宙開発という分野が挙げられるだろう。

 

知ったら相場が始まる

「イナゴタワー」という言葉を知っている人も多いだろう。

 

ある銘柄が動き出したら大量の個人投資家のお金が集まり相場が暴落する。
この様相が稲穂に集まるイナゴの大群のようなものでそう名付けられた。

 

この投資の仕方は相乗りだ。
材料が出たら飛び乗る。
タワーの頂点が現れたら我先に逃げる。
タワーの頂点がどこかは上がっている時はわからないので欲張らないで逃げることが必須である。

 

 

円高で上がる輸出株がある

ファンドや投資信託は嫌でも輸出関連の銘柄は外せない事情がある。
そこで同じ輸出関連でも円高抵抗力のある企業が円高局面で買われる。

 

その代表が小型車のスズキだ。
トヨタやホンダ、日産が北米を相手に商売しているのに対して、スズキはインドや東南アジアが主力で営業利益にはドル円程のマイナスにならない。
そのために消去法でスズキへの組み入れが増えて株価は上がる。
円高は輸出にマイナスだという一辺倒の考えではなく、ファンドの都合も考え、敵の裏を書いて株を買う この考え方が大切だ

 

市場のコンセンサスのハードルは高い

我々個人投資家が時々忌々しく思うのがコンセンサスの数値。
これは予想中央値とも呼ばれる。
証券会社や調査会社のアナリストが予想した企業業績の予想値である。

 

例えば決算数値や予想値がこれを下回れば買われすぎの訂正が起こり、株価は下げる。
この数値があるためにある会社が20%もの増益率を誇っても、コンセンサスが25%であれば急落に見舞われる。

2割も儲かっているのに下げるのはおかしい!!と叫んでも無駄だ。

 

暴落こそ買い時のチャンス

私がこの本で間違いなく儲かると唯一断言できるのは、個別銘柄の事情ではなく、相場全体が崩れた時の回復のチャンスだ。

 

市場というのは雪崩のように下げる時があるが、その下げすぎの時は修正の反発があるので間違いなく買いなのだ。
今後核戦争にならなくても世界的な緊張が起きる可能性はある。

 

それらの急落時には買いだ。
その勇気があるかどうかが、少数派の勝ち組になれるかどうかの差になる。

 

爆謄に明日はない

いかにブームであっても変わりすぎは色褪せてゆく。

 

どのような銘柄もいかに環境が良くてもその材料に対する飽きは来る。
そして突然潮目が変わる。
このことを心得ておかないとある日ふと気がつくと含み損が拡大している事態になる。

 

 

株価目標は嘘である

証券会社が出す株価目標は評判が悪いのはなぜか?
それは証券会社の調査機関がサービスとしてファンド向きに出すもので、あくまでも理論値に過ぎないからである。

 

大手顧客相手なのでいい加減なデータを出せないけども企業の収益や経済環境などからはじきだれた、言うなればそうなるはずだが、実はわからない程度のものなのだ。

 

これを知れば目標まで上がるのを信じたり待ったりすることがいかに無謀であるかがわかるだろう。
言うなれば参考値に過ぎないわけだ。

相当高い株価に感じるのに目標株価よりはまだ安いなどと安易に買ってはならない。

 

ひどい債務超過危機でも生き残る企業を見抜く

株式投資の一番のリスクは投資した会社の経営が傾き倒産することだ。
倒産すれば株式の市場価値はゼロとなり投資した資金が回収できない。
そのような銘柄にわざわざ手を出す輩はいないだろうが、実はどんなに経営が悪化しても潰れない銘柄がある。

 

東芝はなぜ生き残ったのか?
それは潰すには大きすぎた。
国家機密の漏洩など国自体の都合に関するほどの会社だったからである。

 

言うなれば上場存続は出来レースだった。
自由主義経済下であっても国家の都合が関わる企業には、経済のセオリーを超えた力が働くことを投資では知っておかなければならない

 

第2章 市場を動かす材料15則

市場は常に間違っているというのは私の強い信念である。
ジョージソロス

 

肝心なのは変化を起こす触媒を探すことです
ジムロジャース

 

市場は意図的に操作されているものと心得る

市場コンセンサスを基準にして大手のファンドや証券会社は手ぐすねを引いて意図的な売買の準備をしている。
国家にスパイ活動があるように企業にも一種のスパイすなわちインサイダーがまかり通っているのが実情だ。

 

業績向上がニュースなので伝えられた時、その銘柄の日足チャートを見るとすでに10日や20日前から株価は右肩上がりになっているものだ。
つまり業績の動向は内部の情報通から密かに売買されて、一部の投資家には伝わっているのである。
決算、数字だって事前に漏れている。

 

先物で仕掛けられる相場に勝つ

先物は現物株のような出来高はなく、少ない資金で簡単に動かせる取引だ。

 

市場はマインドコントロールが効きやすい。
先物が下がったとなれば市場全体の動きもそれに引きずられる。

 

我々個人投資家がこの仕掛けで動く相場で勝つには流れに乗るしかない。
予測の力を持つことが株で儲ける上で最も大切なのだ

 

午前と午後の戦い方を変える

9時開場とともに朝一の相場を左右するのはニューヨーク市場の動向だ。
日本経済はアメリカ経済に完全にリンクし、東京市場で相場を張っているものも大半が外人の金だからどうにもならない。

 

次に中国の動きが伝わるのが上海市場が開く日本時間10時15分。
11時半までの前場は中国関連銘柄には目が離せない時間帯となる。

 

東京市場は11時半から1時間の昼休みを取る。
後場が開く12時30分には上海市場や香港市場の動きが影響をもろに受ける。

 

東京市場の後場の気配値は12時5分に配信される。
上海の影響はこの気配値に出てくる。
この動きを把握し後場の相場動向を賢く察知することだ。

 

相場は寝ない

ニューヨーク市場は休んでいても為替相場は休むことはない。
為替は円ドル交換比率に関わり、ビジネスの損得に敏感に関係する。

 

FXは主に夜中に売買するように、株式市場も夜中のニューヨーク市場の動きから目が離せない。

 

アメリカの経済統計や政権幹部の発言が相場に影響を与える。
さらに巨大企業の株価推移も要注意だ。

 

今世界は経済的に一つなのだ。
ただ株取引のために徹夜で起きている必要はない。
ニューヨークの様子に朝一番で着目し点検する心配りがあれば良い。

 

小型株と大型株の動きは全く別物と考える

ファンドや 機関投資家などは 日経225に採用されている銘柄を中心に 運用している もちろん 小型の銘柄も運用の対象にはなるが 投入する資金の量が異なる 大型銘柄はしばしば アルゴリズムを利用したコンピューター 売買の対象となりわずかな値動きを活用して再起を狙われる だから売買の頻度が極めて高くなる これに対して2部山 マザーズ ジャスダックなどの小型の銘柄20 売買しているのは個人投資家が中心だ 値動きの点で全く違うので この値動きについていけるかどうか 自分の得て増えてを書いて 相場に立ち向かう必要がある小型株は仕手筋の動向を気にして大型株はファンドの動きを中止していくのが賢明だ

 

個々の株価は日経平均に引きずられる

全体相場の動向と個別銘柄の動きが全て リンクすることはない。
ただ市場に入る資金は同じなので全体相場の動きは当然ながら個々の銘柄の動きに関わる。

 

ただし日経平均株価と同じ動きをする銘柄と逆の動きをする銘柄があるからややこしい。
その癖をつかむことだ。
木を見て森を見ずになるな。

 

東京独歩安になくな

東京市場の独歩安などというヘッドラインを見たことがあるだろう。
世界中の株が上がっている中でなぜか連動してくれない。

 

しかし安心してほしい。
日本企業が不甲斐ないわけではない。

 

一時的にはそうした動きがあっても長い目で見れば、東京市場はほぼニューヨークやロンドンと似た動きをしている。
これは欧米の自由経済圏と我が国の経済が近しい関係にあるからである。

 

経済活動は多少の差はあっても連動している。
欧米の自由経済圏の動きは、いずれ東京の株価にリンクする

 

サーキットブレイク発動に近寄るな

急激な株価変動は投資家に多大な損害を与えるそのため、これを防止するためにサーキットブレイク制度が導入された。
一旦市場の取引をストップし投資家の熱した頭を冷ますのためのもの。

 

株式投資ではリスク管理が大切であり、利益を求める反面不利益を最小限に抑えないとトータルでの収益を得ることが困難になる。

 

サーキットブレイクのような相場の急変の時は様子見で対応するのが賢明になる。
いたずらに火中の釘を拾おうとして大火傷を負うことだけは避けてで欲しい

 

相場の裏に仕手筋を見分けよ

仕手株とは、株式投資を行うと必ず耳にする言葉だ。
株初心者はまず手を出すべきではないと言われる。

 

小型の株式など不動株の少ない銘柄をターゲットにし、意図的に株を買い集めある程度目標の球を確保した後、様々な情報を流して買いを促し株価が急落したところで売り抜ける手法である。

 

こうした株価の操作を意図的に行う集団を仕手筋という。
仕手株の深追いは禁物だ。
不自然な出来高急増や株価の動きからして株の動きを見抜く目を持てば長く相場を張っていけるだろう。

 

ネットの美味しい情報に飛びつくな

株式市場はいかにも公平なマーケットにのように思われているがネットを巧みに活用した仕手筋の相場操縦にうまく乗せられてしまうと確実な投資の成長は得られない。

 

万が一仕手筋情報を活用するときは素早い投資を肝に銘じることだ。
間違ってもして筋の情報を100%信じてはならない。

 

仕手筋は、本山のグループが確実に利益を得るための手段としてあらゆる情報をあらゆる人員を総動員する。
餌食になりたくなかったら、常に肌の探り合いをすることだ。

 

東京市場は外人さんがほとんどだ

市場は日本にあっても、そこで取引しているプレイヤーの実態は全く違う。
外国人の日本株の保有比率は3割に達している。

 

これで驚くのはまだ早い。
外国人の日本株保有数は3割でも、売買代金では6割を占める。
外人がうじゃうじゃ取引していてその中で我々も参加させてもらっているというのが妥当なイメージだろう。

 

もはや日本の中の小さな出来事だけを考えても意味がない。
外人は何を軸に考えるかどう感じるのかの視点がないと株価の動きが読めない時代なのだ。

 

システム売買の癖を見抜く

システムトレードの名をよく聞くだろう。
要するに個々の銘柄のファンダメンタルズやテクニカル面の分析を行い、株価の癖も勘案して、売買に関するプログラミングをするわけだ。

 

すべてはコンピューターが出した売買。
指令通りに忠実に売買が行われる。

 

ある程度の下げがあるとシステムに従って一斉に売りが始まり、売りが売りを呼び、強烈な下げ相場に一転する。
問答無用で売却するから、心理戦もクソもない。

 

落ちるナイフを拾うなとあるように落ちて止まるまで手出しは無用だ。

 

板にバレバレAI売買の足跡

機関投資家の投資タームは超 短期が普通でデイトレ よりも短い 瞬間的な取引だ これをスキャルピングという線から数十銭 という 極めて少額の再起を資金業にものを言わせて1日に何回も繰り返し利益を積み重ねるこの動きは 板情報の歩道を見ていると大きな量の制約が売り買いに現れるので 瞬時にわかる これをものすごい速さ 回数でやるから 板は チカチカして目がおかしくなるくらいの動きになる我々 個人投資家はそのように 頻繁に売買しなくてもある程度のテクニカルの目を持つならば十分に対抗できる冷やし 週足での傾向をつかめば株価の方向性は読めてくるだろう AI 相手でも勝てる可能性は低くないのだ

 

新興市場は1人の売りでストップ安になる

急落が多いのは、マザーズ、JASDAQなどの新興市場の材料株だ。

 

大手の資金や外人の介入が少ないから大きな流れに影響されにくく、独自の相場観で投資できるのも面白い。
ただしわくわくする銘柄は逆になるととんでもない身動きをする。
用心深く取引をしたいものだ

 

日銀の株価介入が相場を歪める

アベノミクスの物価目標2%への応援のためか、日銀が2016年から毎年6兆円ものお金をつぎ込んでいる。
この日銀買いは特定の銘柄を直接買うわけではなくETF購入という間接的な買い方ではある。
ただし株式相場を意図的に吊り上げていることには変わりはない。

 

株式投資の鉄則は全ての資金を使わないこと。
余裕資金で行うことだ。
こういう鉄則が頭に血が上るとついつい破ることがあるので肝に銘じたい。

 

第3章 売買のタイミング鬼9則

待つは仁、 向かうは勇、 利乗せは知の徳。

 

ビジネスの世界ではいつもフロントガラスよりバックミラーの方がよく見える
ウォーレンバフェット

 

史上最悪の時こそ出動せよ

株式投資で絶対に勝てる方法があるかと聞かれたならば、あると断言できる。

 

儲からない投資家がやる失敗は企業が好調で株価も高い時に買ってその後の下落で売るということだ。

 

「人の行く裏に道あり花の山」こういう文句を聞いたこともあるだろう。
一般ビジネス誌が株の特集を組む、株初心者が株を買いたいと思うような時も大抵買うタイミングではない。

 

株を買うなんて危ない!と言われる時に株を買うのが成功の秘訣だ。

 

この世の終わりで強気になれ

投資家が株でリスクを取る時の割合は2%が理想と言われる。
機関投資家や仕手筋もそのルールで動いている。

 

2% ならたとえゼロになったりストップ安で資産が減っても大して心を痛めずに済むし、次の取引で挽回が可能だというのだ。

 

まず心得るべき投資戦略は倒産するか否かわからないような銘柄には投資しないという鉄則だ。
億り人という言葉に憧れを抱く個人投資家は多いが、最初から大儲けはありえない。
最初は地道に株価のセオリーをしっかり身につけて売買し、経験に裏打ちされた投資感が養われたら打って出ることだ。

 

落ちるナイフを見届けた後に勝機あり

株価は変わりすぎからの暴落が時にやってくる。
そこに理屈はない。
「高すぎだ」「そろそろだ」と皆が思った時に我先に利益確定の動きを取り 売りが売りを呼んで暴落となる。

 

チャートで見れば陰線の連続。
落ちる時は早くやがて底に到達する。
そこが買いのチャンスだ

 

普通はとても買えない、そこであえて買う人が株の世界では勝ち組になれる。
ナイフが落ちて床に弾んだ時は多少の上げ下げはあるものの。
それ以下にはならない。あとは上がるだけだ

 

 

閑散に売りなし強気になるのが良い

個人投資家がやりがちな2大ミスは、売ってはいけないタイミングの売りと急騰前の手放しである。
市場の売買出来高が急に少なくなり平坦な相場になった、大手の売りもほとんど終わってしまった。

 

このような状況で我慢できなくて、損切りをするのは愚の骨頂である。
下値横ばいの状態でイライラするような状態。
実は安値放置の有料銘柄を拾うには最適な状況なのである。

 

ファンドは動かない相場を一番嫌う。

 

出来高急増の下げはファンドの売り

ファンドは、決算発表日の45日前に売却するかしないかを決める。
決算発表前に株価が大きく動くのは往々にしてこのような背景がある。

 

もしファンドの売りで暴落しても内容のある銘柄ならば、慌てず保有して復活を待つのが良い。
「敵を知り己を知れば百戦危うからず」というではないか。
慌てていては、機関投資家には勝てないのだ

 

理由なき暴落実は正しい

ニューヨーク市場の重要な指標にVIX 指数(恐怖指数)がある。
これは投資家が相場に対して何らかの危険や リスクを感じて、現金などのリスクオフ資金の投資を考えている数値だ。

 

株価が大きく下げる時は、VIX 指数も跳ね上がる。
通常は9から10の低いレベルだがいきなり25などになる時は得てして株式市場に暴落する。
相場に逆らっても何も良いことはない。

 

恐怖指数にも波があり上げ下げのカーブがある。
その波乗りをうまくやりたいものである

 

機関投資家のポジション調整を拾う

機関投資家は運用の調整のために3月と9月に売却する銘柄を決める。
実はそれでその対象の株は下げるというのも 3月と9月に運用成績を確定する。
決算を行うので配当を受け取るために保有し続ける銘柄と、再起を取るための売却銘柄に分け即実行するからである。

 

このタイミングは逆に言えば買いのチャンスとなる。
個人投資家がファンドと同じ行動する必要はない。

 

逆を行くべきだ!
売られて安くなった3月9月の有望株を仕込む。
その次には機関投資家が買いを入れてくる。
そこで利益を出して売ってやれば良いのだ。

 

敵の裏をかくこれくらいの技を持たないと市場の勝ち組になることはできない

 

ブラックマンデーは底値だった

今後10年で資産を10倍にしたい!こう考える人はジタバタせずに最悪の時をじっと待つのが得策だ。
市場は何年間に1度ショックや株価暴落に見舞われている。

 

そこに一気に資産を投入してあとは寝かせておく。
それが最高の資産運用の方法なのである。

 

歴史を紐解くと、世界恐慌が起きる前の1920年代は日本のバブル期を彷彿とさせるような繁栄の時だったという。
しかしこの世の春はいつの日か調整の日が来る。
この歴史の教訓に学べる人がこれからの人生で大きな富を手にできるのだ。

 

相場抵抗力を感じて反発に向かう

株価には強気相場の次に来るのが大幅調整の嵐だ。
でもこの調整があるから、割安銘柄が出てきて再び見直され買われる。

 

東京もニューヨークも時に大きな下げに見舞われ超弱気相場に変わる。
しかし2番底、3番底で下値の確認ができると市場では明るいニュースが評価され、そこからの反発相場になる。

 

株式投資では有史以来繰り返されてきたこの波をうまく読んで、チャンスを掴むことが要請される。
上げた株は下げ、下がった株は割安感が出ればやがて上がる。
このタイミングを賢く 掴むのが大切だ

 

第4章 テクニカルの鬼15則

私たちがテクニカル分析を利用するのは、自分たちがそれを重要だと考えている方ではなく、他の人々が重要だと思っているからです。
マイケルマスターズ
私はマーケットを予測しようとは思いません。私はマーケットで実際に起きていることに反応しているだけです。
スティーブレスカルボー

 

底値のシグナルを探せ

大底では投げ売りが出るものだ。
だから下げも急になる。
いくらでも良いから成り行きでの売りが出るわけではある。

 

ここで テクニカル分析をすればチャートでは「下ひげ」の長いろうそく足が出る。

 

別に難しくはない。それがシグナルである。
下ヒゲは1本でも十分だが2本出れば反発の確率が極めて高い。
このチャートをたくさんの銘柄から選び出し、うまく買うことが勝利の習慣となる。

 

トレンドラインを読み切るべし

大きな流れをつかんでトレンドに乗る投資が一番成果が大きいことは確かである。

 

そのために、目先だけではなく大きなトレンドを日々のニュースなどから的確につかむ力をつけておきたい。
株価の方向性は誰もが完璧に読み切ることは困難だ。

 

しかし何かの異変があった時に、長期的なトレンドのどの位置に今あるのかを常に把握する目を持つことは、大切な資金を投資する立場として怠ってはならないことである。

 

日足の陰陽線の癖を見抜け

株価の動きのその先は誰もが読み切ることは困難だ。
しかし傾向は読める。

 

徐々に上げているのか?下げているのか?は株価 チャートを見ればすぐにわかる。
それらを見抜く目を持って勝負すると強くなる。
例えば、日足で陰線が多いのは、寄り付き高値の傾向がある銘柄である。

 

ゴールデンクロスは買いではなく利益確定の時

株価の動きでゴールデンクロスというシグナルがある。
これにはいくつかの種類があるが、基本的なパターンは右肩上がりの移動平均線を株価が下から上に突き抜けた形である。

 

これまでのトレンドに異変が起きて人気化するか。徐々に買われて急激に株価が上げた時に現れる。

 

そのためゴールデンクロスは買いだと言われている。
クロスした時点で勢いがあるので、さらなる上値が期待できる。

 

しかしあくまでも確率のことだ。
多くのシグナルを見てきたがクロスしてさらに上値を目指す銘柄もあるが、その時点で目標達成とばかりに反転下落する銘柄も少なくはない。
それはすでに保有している人、特にファンドなどはクロスより前のもっと株価が低い時に、多く仕込んでいるのでクロスの時点でむしろ利益確定のシグナルとして使うからだ。
大量の人が買い時だと考えるのに対して先に買っていた人は売り時と考えるのである。
そこを真似たい。

 

ネックライン抜けを逃すな

株価が上に行くのか?それともしたのか?これをテクニカルで判断できれば株式投資で利益を取るチャンスは格段に多くなるはずである。
その判断のシグナルの1つがネックライン抜けというものだ。
これには様々な形があるが何回も上値に挑戦しつつも失敗して抑えられてきた株価が、ある時強烈に上に抜ける状況だ。
これは売りに対して明確に買いが上回り、需給関係では買い有利となり上げ転換となったことを示す。

 

長いもみ合いの後の上げは簡単には崩れないので、強いことが一般的である。
ただしこの勢いが無限に続くかは疑問だ。

 

適度な利益で手仕舞いをしなければ、強烈な売り仕掛けが出てくる可能性があるので注意が必要と言える

 

W底を確認して打って出よ

株価の下落の後の底値。
確認のチャートには様々なものがあるが、一番簡単なのはダブル底だ。
トリプル底もあるが確率からすれば、ダブル底すなわち下値での2度の底値確認からの反発のシグナルが手堅い。

 

これは 日経225平均の2番底確認でも活用されていることもあるし、個別の銘柄の動きでもダブル底からの反発が買いシグナルとして活用される。
皆がそう考えている時はダブル底は買う行動が出やすいのでそれに乗るのが賢明と言える。

 

75日の移動平均線は乖離を見ろ

株価チャートの要素には日々の動きを示すローソク足のほかに移動平均線がある。
これは5日線であれば、5日間の平均をつなげていき25日は25日の期間の平均をさらに、75日は75日間の平均を繋げるものだ。

 

75日線は言うなれば3ヶ月の株価の動きを捉えた割と中期の株価の動きだ。
この移動平均線が上向きであれば株価のトレンドは上げ、もし株価がこの移動平均線を上に突き抜けた時は強い上げのシグナルとなる。
75日移動平均線が上がっているのに対し株価が下に向いて乖離した時は押し目と判断して買うことはいいだろう。

 

ただデイトレなど短期の取引には向かず、ある程度中期の投資向きとなる我々個人投資家は中期でテクニカルを読んで、じっくり勝負する方が勝率は上がるだろう。

 

上ヒゲが出たら深追い禁物

株価が上げた時に最大の利益を得るために大切なのは、「上げの限界」をしっかりと読むことだ。

 

長く上に伸びたひげはあげたものの、上値では利益確定の圧力が強く押し戻されたことを示す。
ザラ場で一時的な値がついたに過ぎない。
いわゆる上値限界を暗示しているこの上ヒゲが出たら、欲張らず素早く利益確定の注文を出し利益の大小にかかわらず、いったん手仕舞うことだ。

 

高値の大陰線は逃げるが勝ち

理由の有無にかかわらず、相場にはある日突然異変がやってくる。
猛然と上がっていたのに急落する。
まだまだ上がると考えていたのにいきなりの、大陰線。
多くの人がこの痛い目にあっているはずだ。

 

上値での大陰線。
これは間違いなく天井のシグナルである。
問答無用の売り優勢の動きを示す。
賢い人はすぐに売るという行動が必要だ。

 

陰線続きの後のチャンスを逃すな

株価の振り幅の大きい銘柄を狙い、下げたら買い吹いたら売りを繰り返すと、良い成果が得られるに違いない。
ただこの銘柄が好きだと言っても売買のタイミングが悪いと利益が膨らむどころか、損切りの憂き目に合うので用心が大切である。

 

安値惚れは金を失う

癖の悪い銘柄というものもある。
買いが多いというのは、先々期待が大きいということだが、それにしては株価が冴えない。
いかに人気があり暴落の心配がないとはいえ、買ってもあげないところがじわりと下げるこの手の銘柄には手を出さない方が得策だ。

 

上げの翌日は様子見だ

銘柄の選び方によってはイライラが募る場合もあるので要注意だ。
陰線と陽線が交互に出て、しかも株価水準が横ばい。
よほど注意して仕込まないと利益確定ができない。

 

陰線と陽線が横ばいで混じるこの手のチャートの銘柄は押したら買い。吹いたら売る。
このサイクルを使わないとうまくいかない。

 

上げの翌日は下げるかもしれない。
あくまでも、押し目で買うこの姿勢が株で勝つための条件である。

 

チャートは必ず日足週足で見る

すでに述べたが横ばいか右肩上がりの移動平均線に対して、下に位置した株価が勢いよく上に突き抜けた時のゴールデンクロスは、株価に勢いがあることを示している。

 

日足でみると強く見える足も実は弱々しい右肩下がりであり、買いのチャンスではなく購入してはいけないことが読み取れる。

 

このように日足と週足、双方を見ないとトレンドは明確にはならない。
ゴールデンクロスならば長期、短期双方がクロスしている銘柄を選ぶのだ。

 

高値更新は相場終局と考えよ

株価の動きにはリズムがある強烈にあげた後はしばらく売りをこなすための時間が必要になる。
まだ上がると勢いで買うのは正気の沙汰ではない。

 

高値の利益確定のことを考えると、上値は知れているし、下げで含み損を持ってしまう方が可能性は高い。
高値更新銘柄は株価の位置がどこにあるのか、なぜ高値更新したのかまずはその確認をすることだ。
さしたる材料もなく上げているのであれば、もういい加減かなと?と判断できる。

 

予測不能のテクニカルの動きを見分ける

株式市場は突然これはおかしいという動きをする経験則やチャート、テクニカルから見たらありえない動きになることがある。

 

しかしテクニカルはあくまでも過去の経験則から先を予測するもので、いわば天気予報みたいなものだ。

 

当たるかもしれないが外れることもある。
そう割り切らないと失敗をする。

 

テクニカルを覆すのは受給のバランスの崩れ方である。
予測不能とは言っても株価にあらかじめ決められた予定はない。
全ては受給。
相場 相場に聞くことにしている。

 

 

第5章 数字の鬼6則

誰もが株式市場を理解する知力を持っている。小学校5年生までの算数をやり遂げていればあなたにも絶対できる。自分の知っているものに投資することだ。
ピーターリンチ

 

やる気も能力もある傑出した企業が、トラブルに見舞われたり経営が悪化したところが買い場である
フィリップフィッシャー

 

企業業績は変化率にこそ注目すべき

株価に影響する企業の業績動向を考える時に最も注目すべきは安定成長ではなく伸び率である。

 

ただし過去の業績は織り込み済みなので、来季の業績動向で株価は動く。
あくまでも未来志向なのが株価の動きだ。

 

少ない資金で運用する個人投資家が担うのはこのような安定成長ではない変化率である。
その変化率はどこで調べるか?
お店であればそのお店に行ってみる。サービスならば受けてみてサービスの質や顧客対応、そのサービスの事業を調べる。製品であれば販売店に行って現物を見る。
この努力が株式投資の成長につながる。

 

投資の対象になる会社は現物を見る。
これで業績のトレンドが会社やネットで紹介される前にわかるはずだ。

 

これくらいの努力は大切なお金をつぎ込むのだから当たり前である。
株で儲けさせてくれる投資対象の情報は現場にあることを知っておこう。

 

赤字決算を甘く見るな

赤字決算で株価が上がるという事象が多く見られる。
これは非常に重要なことである。
なぜなのか?

 

好決算でも市場の予想を下回れば株価が下がると述べた。
これは好決算の予想で株価が十分に上がってしまい、予想を下回ることで悪材料となり売られたのである。

 

これと反対に大赤字予想で低迷していた銘柄がそれほど赤字幅が大きくなかったという情報で、大赤字予想で売られた分の買い戻しが入ったために株価が上がる。
赤字なのに赤字幅が予想を下回ると、好材料になるのだ

 

決算短信は行間を読め

証券取引所はそれぞれの上場企業に対して、決算短信の作成を要請して、これが四半期ごとに取引所やメディアに発表されている。

 

決算締め日から1ヶ月半後に発表される、この内容で株価が大きく動くことに注意したい。
ただこの短信が発表されてから動くのは賢明ではない。

 

専門家は事前に様々な方法を駆使して情報を集めているので、株価は既に織り込み済みで動いている。
決算短信はその内容はもちろん重要だが、先行きの見通しが明るいかどうかを見なければならない。

 

それを判断するためには注目の企業の内容はもちろん、その業界の置かれた環境についても知ることが重要だ。
その上で決算数字を見なければ単なる数値の上限の比較にとどまり深読みができない。

 

プロはそれをやっているのでやらない個人投資家との差は歴然となる

 

海外展開のためのインバウンド効果を見ろ

今、我が国の人口は減少し、消費も先細り、そのために企業は海外展開でそれを補っている。

 

その方法だが、見逃せないのがSNSを通じたインバウンドの呼び込みで、東南アジアなど海外からのお客様を国内に呼び込み、さらにはそのお客を地元でのネット売買につなげて、継続的に事業を拡大することだ。

 

インバウンドの大半を占める中国に加えて、インドネシアやマレーシアの経済成長が著しく今後の増加が期待できる。
国内が行き詰まれば、人口が格段に多いアジアやアフリカに活動を見いだす日本企業の頑張りはそのまま株価に反応するので、見逃せない。

 

配当利回りで判断するな

株式投資で配当生活などという言葉が出回る。
確かに定期預金を100万円預けていても年に100円程度しか利息がつかない昨今、配当利回りが5%を超えるとなればこれは嬉しい悲鳴である。
しかしそれに乗るのは早計だ。
その銘柄は儲かって配当ガンガンするわけではなく、株価が暴落して利回りが上がっているだけのこともあるからだ。

 

いかに一時的な配当利回りがすごくても計算されているのは、すぐに行った配当を元にしたものであり、今後は明確には分からない。
配当だけを見て投資すれば、肝心の株価が半値になったりしかない。

 

大切なのは株価が安定していて、利回りも相対的に高いことだ。

 

信用倍率の好取組に注目せよ

株価が天井に感じられると、信用取引をしている人が「高すぎる」とばかりに売り建てを行う。

 

それが増えると株を借りて売り立てるわけだから、次第に現物の株は少なくなり、やがては株不足の状態なり、貸株の利息がつくようになる。
このように、売りが多くなると信用の倍率は1を下回る。
0.5や0.2など1以下の取り組みの銘柄が信用取り組みが良いと言われる。

 

第6章 銘柄選択の鬼9則速

クレヨンで説明できない アイディアには決して投資をするな ピーターリンチ

 

値上がり株より商いのできる株を買え

 

銘柄選択は絞って動く

個人投資家が有利に戦うには、得意分野を知っている会社。興味のある会社に対象を絞ることを勧めたい。
こうした会社ならば20社くらいでも、テクニカルの検証をスマホなどで適宜行うことができるはずだ。

 

追跡のやり方は自分の立場でよく知っている業界、テーマ、会社を第一にするのが良い。
知ってるだけで有利であり、詳しく業績の動向などもつかみやすいからだ。

 

私は建設、不動産、食品、電気、医療、自動車などに興味があり、詳しいのでその分野で勝負している。
主に得意分野の中で売り時などが見えてくる。
このような習慣を持つことで勝ち癖がついてくる。

 

銘柄選択に優先順位を持つ

私は銘柄を選び買いに入るタイミングは一つの方法ではなく、いくつかの考え方を持っている。

 

一つは時流に乗った右肩上がりの銘柄の押し目を狙う方法だ。

 

もう一つは人気の銘柄や優良銘柄がシグナルを見せた後に、長期で買うことだ。

 

東証1部は基本的に事業内容重視だがさらにテクニカルのタイミングを優先する。
新興市場は材料+テクニカルでの押し目を買う。

これでそんなに大きな失敗はない

 

買った株は下がると思え

本書では「飛びつき買い」を禁じているが、株のトレンドには必ず上げ下げがあり、できることなら上げの途中の押し目を買いたいところである。
もし買うと下がる。それも長い間というのであれば、あなたは日常的に高値掴みという過ちを犯していることになる。
その投資スタンス、投資の癖は絶対に修正しなければならない。それを見直すだけで過ちは減る。

 

円高を逆手に取ってチャンスを掴む

我が国の企業の事業スタイルは資源が少ないので海外に製品を輸出するか、海外に工場を作って稼ぐという方法が多い。

 

そのためにドル決済の通商は円高の場合、手取りのお金が減るというマイナスの面が多い。

 

これが株価の上では円高デメリットとして全て同類とみなされて、円高局面では輸出関連株が売られている。

 

しかし最近の傾向では円高抵抗力をつけているところが多い。
確かに円高になれば、表面上はその分だけマイナスだが、株価の下落は行き過ぎである。

 

実は円高では密かに割安な株価が仕込んでいる。
円安に傾いて株価が上がった局面ではファンドは逆に利益確定に回るのである。

 

円安になって株価が上がってから買う個人投資家にはどう考えても勝ち目はない。
だから割安に放置されている円高の時こそを仕込み時と考えて行動するのが、株で確実に儲ける法則である。

 

新興市場では業績より夢を追う

まず新興市場とは東証1部とどう違うのか?

 

東証1部の銘柄になるには、資本金はもちろん発行株式数、時価総額、経常利益、キャッシュフローなどで厳しい基準がある。

 

しかし新興市場向けに厳しくない基準で上場させてあげるというマザーズ、ジャスダックが開かれた。

 

だから配当がないのはもちろん、赤字決算企業はいくらでもある。
ただしやっている事業が今後期待でき、将来必要となるのであれば株価は10倍、20倍も夢ではない。

 

これが新興市場である。
新興市場への投資では、銘柄の経営に関する様々な情報、特に目指している事業の達成度に注目したい。
具体化すれば株価は安定的に上昇する

 

ドミノ倒しにはならない

ある人気の銘柄や人気テーマ銘柄が下落するとその銘柄の損切りや、関連銘柄や他の銘柄が売られやすくなる。
これが「ドミノ倒し」である。

 

そもそも投資の対象を特定の銘柄群やテーマに絞ると、悪材料が出た時の痛手が大きい。
ドミノ倒しを防ぐためにもできるだけ異なったテーマに分散投資するのが賢明である。

 

夢が買われるが失望もある

創薬ベンチャーは夢が多いが、失敗もある。
迂闊に流されて買うと、とんでもない損を被ることも知っておかなければならない。

 

創薬ベンチャーの人気と暴落の一件は知っておきたい。
眼疾患治療薬の開発で一躍有名になった会社で、一時は世界最大の創薬メーカーになるとの声が持ち上がり株価は7700円をつけた。
しかしその後にマイナスのニュースが出て、6日間のストップ安で1100円まで下げついには上場廃止となった。
怖い株価の動きを象徴する銘柄である。

 

この銘柄の動きを見ると、5000円を超えてから人気が集中して買いが買いを集め状態になった。

 

しかし 治療薬開発の失敗のニュースが伝わるや、相場は逆転して大暴落となった。
夢が買われるのはやがてとてつもない業績への反映が期待されてのことであり、赤字でも買われる所以である。
現実化してない夢が買われる典型である。

 

2桁になった三菱自動車の復活に学べ

かつて三菱自動車は顧客を裏切った。
三菱自動車が70万台に上る車の不具合を隠す リコール隠しを行っていて、社員の内部告発で明るみに出たのは2000年初めのことで、その後も不祥事が続いた。

 

その結果株価は1時50円台のに大暴落。
倒産が囁かれだした。

 

ただここが判断のしどころである。
三菱といえば日本を代表する財閥であり、グループ内に優良企業を多く持つ。

 

普通の企業ならば倒産は必至だが腐っても三菱である。
私はこの会社は生き残ると考えた。
三菱銀行をはじめとする、財閥グループが助けると踏んだからである。

 

案の定、三菱ufj銀行、三菱重工などの支援で生き残った。
その結果株価はV字回復を果たし、私は50円台で買い1年で2倍にできた。

 

最悪の時に最悪になった株価はどうなるかは、その背後にある企業グループの結果に目を移すと見えてくる

 

情報の網を持つ株を買う

常時チェックする銘柄は多ければ多いほどいいというものではない。
私は自分の経験から得意分野、好きな分野が勝利確率が良いと考えている。

 

株式に関する情報で大切なのは、新聞やネットで明らかになる前に、巷の動きで感じられるような立場を活用して有意義に銘柄選びのタイミングを図ることだ。
誰でも関わっている仕事や趣味、興味があるだろう。
その強みを生かせば株式投資で有利に戦える。

 

大切なのは専門のトレーダーに勝るような自分のアンテナのある分野を持つことだ

 

第7章 投資戦略の鬼14則

株式が最も魅力的な値段で売られており、まもなく歴史的な価格高騰が始まろうとしている時に買うことが、投機的であると揶揄され、間違いなく危険だと判断できる水準まで株価が上昇しきった時に投資という言葉が町に踊る
ベンジャミングレアム

 

市場は時に間違うものである前提で考えよ

株式市場の価格変動はあくまで需給関係で成り立ち、様々な要素で株価が動く。

 

全体相場が上がっている美味しい材料がある個別銘柄にとってほどよい状態では買いたいと思う。
投資家が多くなるので売る人よりも、買いたい人が上回り株価が上がる。
様々な条件は整っているが、株価が上がらないどころかむしろ利益確定に押されることがある。

 

そこで大切なのは買った時の信念に基づいて、簡単には慌てず持ち続けることである。
それだけの余裕がないと市場では勝ち組にはなれない。

 

買うときの方針、計画を銘柄ごとにメモしておくのは良い習慣だ。
そうすれば目先の変動での慌て売りが避けられる。

 

じっくりと配当生活ができるかも、低金利時代では大切な投資のスタンスである

 

良いニュースでは動かない

前に書いたが材料が出たり良いニュースですっ飛び高値の時は、明らかに売り場である。
少なくとも買い場ではないことを心に留めておきたい。

 

古くからある株の格言に「噂で買って事実で売る」というのがある。
事実が発表されれば普通は買いが集まるので、勝つ人はそこを利益確定のチャンスと待ち構えているのだ。

 

問題は噂の時点では不透明なことも多くなかなか買えないということだ。
しかしトレンドを見れば早耳筋が仕込んでいるので株価はじわりじわりと上がっている。

 

そのトレンドは誰も隠せない。
このトレンドから間違いのない仕込み場を見逃さないようすることが大切だ

 

常に余裕資金を持て

株式投資の勝ち負けを左右するのは運用先や運用方法もあるが、最重要なのは気持ちの持ち方である。

 

例えば株式投資に当てた資金が下落で減ると3ヶ月後の生活に支障が出る。
などという余裕のない投資ではまず失敗する。
極端に言うとなくなっても良いくらいの気持ちの余裕がないと株価変動に対する抵抗力が持てない。

 

定年後の人なら、現預金の20%までであること。
サラリーマンとして社会人生活を過ごした人は自分の身銭を切った勝負に慣れていない。

 

損失の抵抗感が強いのだ。
このことをしっかり肝に銘じて投資に臨まないとうまくはいかない。
株価が上がろうが下がろうが気にしない、これくらいの図太さで臨めば良い成果になるだろう。

 

同じ材料に集中するな

株を買う時は1銘柄に集中しないで、いくつかのテーマに分散して投資をするのがセオリーだ。
いかに有望な銘柄と見えても何があるかわからないのが企業活動である。

 

分散投資でよく言われるのは卵は1つのかごに持ってはならないということだ。
株式も一つの企業に集中投資すれば、その会社一社に資金が左右され精神的にも良くない。

 

もちろん急騰する銘柄があってそれをもっと買っておけば良かったというような気持ちになることもあるが、それはたまたまであり買う時に完全に予測できたわけではない。

 

1度に売買を決めない

株式投資には様々な教訓や格言があるが、長い歴史の中で伝えられた重みのあるものが多い。

 

売り買いを一度にするは無分別、2度に買うべし2度に売るべし。

 

人間欲が深いから株価が上げてきて出来高が増えると、買いたい思いが募り見境なく買ってしまいがちだ。
逆に下落の場面では売りたい気持ちが全面に出て、我慢できずに1級の行動をする。

 

それが良いタイミングの時もあるがだいたいは後悔する。
それを避けるには、売買の分散が必要だ。

 

買いのチャンスに資金がないのは最悪だ

自分が買った時よりも大幅に株価が下がり、同じ関連の銘柄もこんなに安いのか・・・というような時がある。
明らかに買うべき株価になっている。
しかし衝動買いの結果、今はお腹いっぱいに株を買っていて余裕資金がないということが多い。

 

そのようにならないためにも、保有株は口座に入れてある資金の腹八分目、どころか6分目くらいに抑え、買うべきチャンスにきちんとお金を使えるような状態にしておくことが望ましい。

 

株の一寸先は完全に読めないので、自己資金をうまく活用して下値に注文を小刻みに出し、できるだけ取得単価を抑えて買うのが良い。
反発したら順番に売る。
この繰り返しである

 

 

短期勝負を長期に変えない

デイトレーダーがよくやりがちなのが、デイトレでうまくいかず利益確定のチャンスを逃して、含み損の銘柄をその日に決済しないで、スイングトレードや長期投資に切り替えることだ。

 

損を出したくない。そのうち値上がりして含み益になるだろう・・・気持ちはわかるが、おすすめはできない。
そもそも 長期で持っていいのは ゼロ金利時代の運用に充てる、高配当銘柄だけである。

 

それ以外は押し目買い、不気値売りに徹する。
それでこそ株で利益を得られるのだ

 

衝動的に売買せず納得いくまで調べる

優良な会社が何かのハプニングや、全体相場の波乱で意図せざる調整があったその時が買いのチャンスだ。

 

日頃から気になる優良企業のチャートを見て、この銘柄はここまで落ちたら、安すぎという地点をあらかじめ把握しておきたい。
衝動的な投資スタイルでは買ったり負けたりで好ましい成果が出にくい。

 

情報を装備し待ち望んで底値で買い、そこそこで利益を確定する。
この納得できるスタイルが、是非とも欲しいのだ。

 

急騰時は利益優先して現金を増やす

急騰出来高急増の時点では、その前か下値で買っている人の利益確定のタイミングであり、買うタイミングではない。

 

出来高が増えているのは、それだけ高値掴みをしている人が多いとか、アルゴリズムの取引で小幅の変動を狙う動きがあるからだ。
急騰時はあくまでも、利益確定のタイミングであり仕込みの場ではないと知ろう。

 

 

安値狙いにナンピンなし

これから上がると見込んで買った銘柄が下げた。
でもこれは一時の調整かもしれない。逆に買いのチャンスだろう!そう思って安値を狙う。

 

投資家がやりがちなことだ。
しかし資金がどんどん吸収され株価がさらに下がった時は、含み損が膨大になり恐怖から処分売り。損切りとなりやすい。

 

つまりナンピン買い下がり。
このような愚行は避けたいところだ。

 

同じ銘柄や、同じ銘柄群で枚数を増やすのはリスクが高い。
ナンピンではなく、底値からの買い上がりの新たな銘柄選定の方が精神的には楽だ。

 

中長期のトレンドに従え

株価の動き、トレンドには個別の銘柄や銘柄群により、それなりの特徴がある。

 

全体的に右肩上がりなのか?逆に右下がりなのか?持ち合いなのか?
銘柄によりトレンドは違う。

 

そのトレンドは企業の業績や未来展望、人気度により様々な形がある。
長期的に右肩上がりであるならばその銘柄は押し目を狙うしかない。

 

それぞれの銘柄の癖はこれまでのトレンドでしっかりつかんで、どこで買い、どこで売るかという目でしっかり見ておき、作戦を立てるのが好ましい。

 

 

不透明な相場では売買しない

当たり前だが危ない橋は渡らないということだ。
見通しがはっきりすれば、いかなる投資行動も取れるが。どうなるか不透明な下げではそこが底値なのか?さらなる暴落があるのか?わからない。

 

例えばリーマンショックでもブラックマンデーでも先の始まりは不気味な動きであった。
その後に本格的な下げが来て、真っ暗な相場の中でやがて大底を迎える。

 

慌てての安値買いはさらなる暴落で痛い目を見る。
用心した方が良い。

 

個人投資家の強みは、どうしても今、株を買わなければならない立場にはないことだ。
無理な投資行動は慎みたい.。

 

損切りルールを持てば全財産は失わない

私の損切りの鉄則は、急激な大陰線である。
何パーセントの下げではない。

反転したら速攻逃げることにしている。

 

動きの早い銘柄の投資は逃げるが勝ち。
こうすれば他の銘柄で再挑戦が可能である

 

投資のシステム化でうまく稼ぐ

株式投資は買ったり負けたりである。
大切なのは儲けたトレードに対して負けを少なくすることだ。

 

小さく儲けて大きく損をしていては全く意味がない。
仕掛銘柄に惚れてはいけない。

 

目の前の値動きにうまく乗り 満足したら他で勝負をする新しい動きの銘柄に移動するのが賢明な のだ

 

第8章 地政学リスクの鬼8則

人が冷静さを失っている時、あなたが冷静さを失わなければ、あなたは富を築くことができます。
マーク・リッチ
常に各国の中央銀行の動きとは正反対の方にかけ、現実世界にかけるべし
ジム・ロジャース

 

ニューヨークの激震で即行動だ

朝のお茶の間向けのテレビニュースでも「今日の日経平均株価は?」と合わせて「ニューヨークのダウ平均株価は?」と報道される。

 

ダウ平均は日本の日経平均225と似たようなものだが、マイクロソフト、アップル、マクドナルド、コカコーラなど誰もが知る世界的な巨大企業30社で構成される指数である。

 

ダウ平均はアメリカの経済や政治動向を如実に反映している。
ダウ平均が急激に下がるような状況では、日本だけでなく世界中の経済に悪い影響が及ぶ。

 

ニューヨーク市場の取引は日本時間の朝6時頃終わる。
9時から始まる東京市場には前日の動きが大きく影響する。

 

そのためにダウ平均株価が大きく振れた時は、株式投資では緻密な判断が迫られる。
リスク回避のためにも、機敏な行動が求められるのだ

 

ドルが逃げる相場は追うな

ドルは知っての通り、世界の基軸通貨だ。
世界中で通用するこの通貨の動きは、株式市場に大きな影響をもたらす。

 

特に我が国では輸出で支える経済的なスタンスから、円高ドル安が極めて悪い影響を及ぼす。

 

今後のドルの動向、円ドル相場の動きは、東京市場の輸出関連、さらには日本経済の今後の動向に大きく影響を落とすだろう。
東京市場の外国人占有率は先に述べたように、先物で7割を占め、株式の現物で6割を占めており、ドルを操る外人の動向からは目が離せない。

 

元の動きが相場を動かす

ドルに比べてあまり気にされてこなかった中国の通貨「人民元」だが、これが意外と世界経済や株式市場に大きな影響を与える。
その構図だけは知っておかないと株式投資で過ちを犯すことになる。

 

ただでさえアンバランスな貿易に対して、さらなる不均衡をもたらし、アメリカ経済自由貿易圏の利益を損なう。

 

ユーロの経済を甘く見るな

アメリカ、中国に並んで株式市場で見逃せないのが、ヨーロッパ経済、すなわちユーロ圏の動きだ。

 

我が国はユーロ圏との貿易も盛んだし、経済的なつながりも多いので目が離さない。
ニューヨークを見ていれば、ヨーロッパはあまり気にしなくて良いという問題ではなく、ユーロ圏の問題はニューヨーク市場を揺るがし、さらに東京市場にも多大な影響を及ぼすので注視していきたい。

 

ユーロ関連銘柄は様々あるが、マツダ、リコー、日立キャピタル、キャノンなどが代表である。
ユーロの動きと完全にリンクするわけではないが材料にされやすい。

 

デフォルトのニュースを甘く見るな

世界経済 世界経済や資金の動きが地球規模になっている現状では、ある国の財政危機は大きなリスク要因になる。

 

かつてはアルゼンチンに次いでギリシャにこの問題が起きたが、このデフォルトについてしっかり掴んでおきたい。
デフォルト(債務不履行)はその国の財政などの理由から、国債の償還期限を迎えても、それが履行できないことを言う。

 

我が国の国債も一時、格下げされたことがある。
国債の格下げで信用がなくなると、その国の国債に投資していた人たちは処分して逃げてしまう。

 

そうなると通貨も売られて暴落の憂き目にあう。
負のスパイラルである日本に限らず一旦金融危機が起これば、株価下落の要因になりそれは関係のない国にも影響する

 

原油の動きが株価を動かす

原油価格の値上がりと値下がりが、毎日の株価の動きの材料として語られることがある。

 

原油が上がると株価が上がる。これが セオリーだ。

 

なぜそうなるのか?要因は2つある。

 

1つは原産国のオイルマネーが株式市場には莫大に流れている。
しかし、原油相場が下がれば原油国の財政が厳しくなり、運用のお金も引き上げなくてはならない。
オイルマネーの投資先の主体はニューヨーク、東京、ロンドン、フランクフルトなど経済の安定した、先進国市場だ。

 

そこからオイルマネーが逃げれば株価は当然下落する。
逆に原油価格が上がれば運用資金が潤沢になるので、株式市場にもお金が流れリスクオンの状態になるので、株価が上がる。
もちろん原油だけで全ての株価が決まるわけではないが、株価と原油価格の連動の仕組みだけは知っておきたい。

 

政局不安は相場の潮目の代わり

政治体制の変化や、トップの交代は株価に少なからず影響がある。
なぜならば時のリーダーと政策はリンクしており、政策が景気にどのように影響をするか株価は先読する傾向にあるからだ。

 

株価には視界不良は極めて印象が良くない。
先行き悪くなるのか?よくなるのか?これがわかればポジションの置き方がわかるが、不透明だと暗闇の中にいるようなもので、投資家には対応しづらい。

 

米朝関係ニュースは防衛産業と紐付けてみろ

地政学的なリスクと株価との関係で言うならば一番微妙なのは、米朝関係である。
北朝鮮が自暴自棄になって、妙な動きをすると株価どころか我が国の存在や生命財産にも多大な影響がある。
なので安直な言質はここでは避けておこう。

 

米朝関係が緊張が高まれば株価は動く。
何が動くかといえば、防衛関連の銘柄だ。

 

これも思惑の動きがあって、米朝関係の悪化、北朝鮮の脅威で果たして実際これらの銘柄に、恩恵があるのかどうかは疑問だが、市場では単純にそのような動きになっている。と覚えておけば良い

 

 

第9章 株で負ける鬼9則

株投機は世界で最も魅力的なゲームだ。
しかし感情をコントロールできない人、それに手っ取り早く儲けようなどと思っている人は、絶対に利益を上げることはできない。
ジェシー・リバモア

 

あれこれの株に手を出したくなるものだが、そうした誘惑を抑えられるように修練を積むべきだ。
それができるようになって1種類か2種類、せいぜい3種類までの銘柄に絞れるようになったとすれば、富をなすチャンスが大きく広がる。
リチャード・ワイコフ

 

寄り天で慌て買いは具の骨頂

ニューヨーク市場の好調、ニュースに乗じた売買にも危険は潜んでいる。
NY相場が上げた後は東京の朝の寄り付きはだいたい高い。

 

そのタイミングで外貨のファンドは手持ちの株を売って利益確定する。
ところが、個人投資家は外貨が利益を出すタイミングで株を仕込む。

 

しかしその後は誰も買わない。
そのために朝一番に好材料に反応した株価はさらに上値を追うことなく、ダラダラの下げになる。
ニューヨークの動きで慌てて株を買う個人投資家はいつも高値掴みになるわけである。

 

慌てる損切りでテンバーガーを手放す

誰でも億のお金を手にするチャンスはつかんでいるのだ。
にもかかわらず買えば下がるのトレードを繰り返すのは、勉強が足りないのと、テクニカルの分析が悪いからだ。

 

その銘柄の市場価値と経済環境の中でどれだけの収益力があるかをきちんと調べて確信を持って投資していれば、調整や振り落とし の揺さぶりに耐えたかもしれない。
株で所定の利益を得ずには我慢と、長期の展望をしっかり持つことだ。

 

株を持って午前0時をまたげない

株式投資の製品は、技術面もあるが大きな要素を占めるのは気持ちである。

 

株を持つようになると、ニューヨークが下げたらどうしよう?こうした不安が頭をもたげてしまう。

 

買ったその日に決着をつける。そう決めて取り組むデイトレードであれば不安はない。
しかし、スイングトレードをやりたいが夜中にも取引が気になって眠れないという人がいるのであれば、それは精神的な訓練が不足している。

 

もちろん 投資に絶対はないが、中期のトレンドや出来高の推移、信用取組などが必要な情報を自分のものにして、銘柄選びと投資戦略を取るならば1日や1週間の株価変動にはびくともしないくらいの神経が必要だ。

 

投資スタンスを値動きで変更する

じっくり狙う方にはその会社のポリシー、社長の経営姿勢をしっかりと把握することが大切である。
中長期で株に投資するのはその会社の成長性、企業価値にかけるのかけるわけなので安易に挑んでもうまくいかない。

 

一度投資の方針を決めたからには、とことん付き合う覚悟を決めることだ。
目先の上げ下げで一喜一憂しているようでは大きく稼げない。

 

下げたら買い場とばかりに喜ぶくらいの余裕を持ちたい。
株で大きく資産を増やしたいとなればその会社に賭けなければならない。

好材料で手を出し怖くなって逃げるような投資の仕方は器用貧乏になるだけである

 

利益のつく金で株を買う

リスクの多い株で資産を増やすのは、そんなにたやすくはない。

 

できればなくなっても困らないお金の投資が理想である。
株価の乱高下、投資環境の激変に対しても微動だにしない心の持ち方ができるからだ。

 

成功する人は欲深ではない。
感謝の気持ちがある人生観が株にも影響するのだ。
人のお金を借りて一山当てる。このようなことはしてはならないと遺言の材料にもあるが、株にはむしろ望むところだ。

 

毎日株売買しないと済まない相場依存症

株式投資をしている人の大半は、相場がある時はもちろん株価を見る。
見れば買いたくなる、売りたくなるということで、相場依存症になる。

 

最近のトレンドは上げたり下げたりの不安定な動きだ。
休みをうまく挟んだリズムをものにしないと、良い成果は得られない。

 

このリズムは持たなければならない。
何事でも「オンオフ」は必要である。
自分を制御できる人に勝利の女神は微笑むのである。

 

10銘柄以上を食い散らかす注意散漫

買う銘柄の選択にシビアにならなければならない。
決まったら押し目を待ち、買い増す体制を作る。
安く買うべく下値で指値で買いを入れる。

 

平均単価をできるだけ下げる。
そのためには、10枚、20枚、30枚と買える余裕のある株価の銘柄を買う。
そうしているうちに株価が急上昇する。その時は一気に売らず、徐々に売り確定をしていく。

 

この戦法を取るには、投資対象の銘柄は1度に3銘柄ぐらいに絞ると確率が上がる。
割安に有利に仕込めば勝ち目もあるそのために、食い散らかしで資金は使わず、安値買いのために用意した方が良いのだ。

勝負銘柄は自らの資金の金額で決めるのが好ましい

 

損切りラインの展望を持たない

それでは株価が急落したらどうするか?
損切りは株式投資で損を最小限に抑える大切な技術である。

 

手仕舞いの仕方に哲学が出る。
損切りなしのルールはありえないのだ。

 

私は状況によるが最悪10%、時には5%の急落で、手仕舞うことにしている。
私の損切りは金額ではない。トレンドラインによる。

 

明らかに大陰線が出たり 長い 上ひげが出ればそれほど マイナスでなくても切り捨てる株価で天井のシグナルが出た時は自動的に売却するのである

 

銘柄選びを他人に頼る他力本願

私は読者に遭遇して100% 聞かれるのは、やはり「上がる銘柄は?」だ。
実に馬鹿げた光景だ。
確かにその時々の優良な銘柄はある。
でもそれを聞いて買っても、株の将来性や売り時がわからなければ利益はつかめない。

 

所詮他人から聞いた、安易な銘柄だ。
失敗しても反省どころか他人のせいにするのが関の山だろう。

 

何を買えば良いかと聞く人はタイミングの勉強を怠っている。
これが上がると教える側の柵にはまって損をさせられる可能性だってある。
株にお金を投じる時は汗を流して欲しい。

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